一石
いっせき
名詞頻度ランク #30466 · 青空 199 例
標準
one game (of go)
文例 · 用例
酒もある時には一石も二石もあって顔や手を洗ったりしますが、無いとなると全々無くなります。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
一石一字をろがみて、 そのかみひそにうづめけん、寿量の品は神さびて、 みねにそのをに鎮まりぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
一支に入らずして本流を追ひて上れば、江戸橋下に至り○日本橋下に至り、終に一石橋下に至りて御濠に出づ。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
豊海橋より一石橋に至るの水路の中、南西に岐れて霊岸島と亀島町との間に去るものは、新亀島橋亀島橋及び高橋の下を下りて本澪に入り、兜町地先にて岐れて南西に去るものは、兜橋海運橋久安橋その他諸橋の下を過ぎて京橋川に合す。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
碁を打つ者は五|目勝った十目勝ったというその時の心持を楽んで勝とうと思って打つには相違ないが、彼一石我一石を下すその一石一石の間を楽む、イヤそのただ一石を下すその一石を下すのが楽しいのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
当下に即ち了するという境界に至って、一石を下す裏に一局の興はあり、一歩を移すところに一日の喜は溢れていると思うようになれば、勝って本より楽しく、負けてまた楽しく、禽を獲て本より楽しく、獲ずしてまた楽しいのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
かしこの山ここの川から選り集めた名園の一石一木の排置をだれが自由に一寸でも動かしうるかを考えてみればよい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
宵に小降りのした雨上り、月は潜んで朧、と云うが、黒雲が浸んで暗い、一石橋の欄干際。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
囲碁で勝敗を分けたのは、彼が序盤で打ったあの一石だった。
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対局中、彼は熟考の末、盤上の一石を重要な位置に置いた。
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この詰碁は、たった一石で形勢を逆転させる妙手がある。
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