上意
じょうい
名詞
標準
will (esp. of shogun)
文例 · 用例
綱は上意を承り、「親方、大人気無い、廃止にしましょう。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
やあ、上意だ、逆賊|出合え。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
その上意地悪く、鼻めが沢井様へ入り込みますこと、毎日のよう。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
上意をもって集る官軍は、鍋島元茂の一万、松倉重次の二千五百、立花忠茂の五千、細川光利の一万三千、有馬忠郷の八千を始めとして諸将各々兵を出し、城中の兵数に数倍する大軍である。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
いま発起に附きて(中略)無理に切利支丹に勧められ罷り成り候は、聞召し届けられ、御助けなさる可く候事、上意の由に御座候(中略)勿論切利支丹宗の儀|相背き難く存じ候者は、籠舎仕り相果て候とも、その段は銘々次第と存じ候。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
『国友鍛冶記録』に「権現様|為御上意、元和元年卯之正月、急駿府被為召、同十一日に百五十目玉之|御筒十挺、百二十匁玉之御筒十挺、百目玉の御筒三挺、昼夜急ぎ|張立指上可申之旨、上意……夏の御陣へ早速指上、御用に相立申候」とある。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
志摩は、老眼をしばたたきながら、「甚兵衛、大切な上意じゃぞ」と前置をして、「このたび、殿の思召しによって、佐原惣八郎|放打の仕手その方に申しつくるぞ」といった。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
「とてものことに、殿|直々の上意を」と乞うた。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は上意を拝して、隠密の任務に就くこととなった。
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殿様の上意に背くことは、この藩では死を意味する。
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「上意である! 直ちにその剣を収め、潔く切腹致せ!」
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