苦闘
くとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25383 · 青空 253 例
標準
hard fight
文例 · 用例
彼女の遠い祖先のスペインの血は、その顔にも現れて、はげしい苦闘的なものを印してゐた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
五分、十分、私は足袋と悪戦苦闘を続けた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
謝源は文字通りの悪戦苦闘を続けた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
繰り返しても繰り返しても飽くを知らぬのは、またこの懐旧談で、浮き世の波にもまれて、眉目のどこかにか苦闘のあとを残すかたがたも、「あの時分」の話になると、われ知らず、青春の血潮が今ひとたびそのほおにのぼり、目もかがやき、声までがつやをもち、やさしや、涙さえ催されます。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
そのほかにも、かれ、蚊帳吊るため部屋の四隅に打ちこまれてある三寸くぎ抜かばやと、もともと四尺八寸の小女、高所の釘と背のびしながらの悪戦苦闘、ちらと拝見したこともございました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
ダメのまた下のダメという、謂わば「ほんもの」のダメという事になりまして、私は詩壇に於いて失脚し、また、それまでの言語に絶した窮乏生活の悪戦苦闘にも疲れ果て、ついに秋風と共に単身都落ちというだらし無い運命に立ちいたったのでございます。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
われ近ごろ、猛き獅子と巨蠎と、沙漠の真中にて苦闘するさまを描ける洋画を見たり。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
人間がみんな、ナポレオンやミケランジェロになれるわけじゃあるまいし、小人の日常生活の苦闘にも尊いものがある筈だし、金子先生のお話は、いつもこんなに概念的で、なっていない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
作例 · 標準
彼は病との長きにわたる苦闘の末、回復した。
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新技術の開発は、多くの苦闘を伴った。
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チームは逆境に苦闘しながらも、最終的に勝利を掴んだ。
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