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悪戦苦闘

あくせんくとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #22540 · 青空 150
1
標準
hard fighting
文例 · 用例
五分、十分、私は足袋と悪戦苦闘を続けた。
太宰治 佳日 青空文庫
謝源は文字通りの悪戦苦闘を続けた。
太宰治 地図 青空文庫
そのほかにも、かれ、蚊帳吊るため部屋の四隅に打ちこまれてある三寸くぎ抜かばやと、もともと四尺八寸の小女、高所の釘と背のびしながらの悪戦苦闘、ちらと拝見したこともございました。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
ダメのまた下のダメという、謂わば「ほんもの」のダメという事になりまして、私は詩壇に於いて失脚し、また、それまでの言語に絶した窮乏生活の悪戦苦闘にも疲れ果て、ついに秋風と共に単身都落ちというだらし無い運命に立ちいたったのでございます。
太宰治 男女同権 青空文庫
其時成実の隊の下郡山内記というものが、此処で打死しても仕方が無い、一旦は引退かれるが宜くはないか、と云った折に、ギリギリと歯を切って、ナンノ、藤五郎成実、魂魄ばかりに成り申したら帰りも致そう、生身で一歩でも後へさがろうか、と罵って悪戦苦闘の有る限りを尽した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
けれども、メリメにしろ、ゴオゴリにしろ、――また、いま、ふと頗る唐突に思い浮んだのであるが、シャトオブリアン、パスカルほどの大人物でも、――どのように、その時代の世評を顧慮し、人しれぬ悪戦苦闘をつづけたことか、私はそれに気がつき、涙ぐましくさえなるのだ。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
堂々たるその勇姿、絶倫の性慾、全身の膨脹、悪戦苦闘の恐るべき忿怒相と残虐性|亢奮とは今や去って、傲然たる王者の勝利感と大威力とに哄笑し快笑し、三度また頭を高く、激しくうち振った。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
悪戦苦闘のブルどもは不眠不休、飲まず食わずしかも絶倫なる精力はその残虐と流血と肉弾戦の間にも驚くべき性殖力を発揮する。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7