公案
こうあん
名詞頻度ランク #41550 · 青空 81 例
標準
koan
文例 · 用例
この話は、「婆子焼庵」(禅の本で五燈会元というのに書いてある老婆が庵を焼く話)という題で、禅家の方の公案(禅宗の師匠が弟子に与えて修業させる試験の宿題)になっていまして、なかなか研究がむずかしい問題です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
難かしい教理や公案は刻下の彼を救ふものではない。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
氏が坐禅の公案が通らなくて師に強く言われて家へ帰って来た時の顔など、いまにも泣き出し相な小児の様に悄気返ったものです。
— ――親の前で祈祷 『岡本一平論』 青空文庫
一貫の趣旨、もとは不可解でも難解でも無いものを、何となく仏教徒の開悟一番の古則公案のように取り上げて来た俗な傾向や、幽旨玄味で測り知り難いものでもあるかのような観方を破砕したことは、真に全氏の正義である。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
『竜図公案』四にも似た話を出し居るが、鼠の代りに人が盗み取ったとし居る。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
念仏によるか、坐禅によるか、信心によるか、公案(坐禅)によるか、その行く道程は違っていても、到着すべきゴールは一つです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
夜ふけるまで不眠、無門関第五則「香巌上樹」、初めて読む公案である。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
酒は私の公案だ、酒を解くことが、酒をほんたうに味ふことが、やがて私の証悟であり悟達である。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
作例 · 標準
禅の修行者は、師から与えられた公案を徹底的に考え抜く。
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公案を解くことで、自己の内面と向き合い、悟りを開こうとする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この公案は、一見矛盾しているように見えて、深い意味が込められている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
公案(こうあん)中国で、古代から近世までの役所が発行した文書。調書・裁判記録・判例など。唐代の通語「公府の案牘(あんとく)」に由来する。 禅宗において雲水が修行するための課題として、老師(師匠)から与えられる問題である。この項目で記述する。
出典: 公案 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0