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巻く

まく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #19999 · 青空 4083
1
標準
to wind
文例 · 用例
次第に、谷が蹙って来る、水は、大石の下に渦を巻く
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
霧はフツ、フツと渦巻く、偃松に白く絡んで、火事場の烟でも立つように、虚空を迷っている、天幕の屋根の筋目から仰ぐと、暗灰色の虚空が壁のように狭くなって、鼻の先に突っ立っている、雨と知りながらも、手を天幕の外へ出すと、壁から浸染み出る小雨に、五本の指が冷やりとする、眼がやっと醒める。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
すなわち送ろうと思うものが写真ならば、これを薄い金属板に焼付けこれを前のコルン式同様に円筒に巻く
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
一体卵が産み出さるる前にどんな道筋を経て来るかというに、始め卵黄だけが輸卵管へ出て来ると、そこで白味が来て取り巻く、これに膜が出来てその上に殻が分泌され管から押し出されるうちに固まってしまう。
寺田寅彦 卵の形 青空文庫
それでもし一室の内をぐるりと取り巻く大きな硝子管の中が一体に光るようなものが出来れば、この不便をよほどなくする事が出来るだろう。
寺田寅彦 ムーア灯 青空文庫
それはひそかに無性な触覚の気安さから一たび風が吹き出すと、吹雪のように中空に、地上に舞い立ち渦巻くあわただしさと変った。
岡本かの子 伯林の落葉 青空文庫
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
岡本かの子 伯林の降誕祭 青空文庫
越知 「オチ」は水の渦を巻く義。
寺田寅彦 土佐の地名 青空文庫
作例 · 標準
リールに釣り糸を巻く作業は、絡まないように丁寧に行う必要がある。
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長い髪をきれいに巻くには、練習が必要だが、彼女はすぐにコツを掴んだ。
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彼は古い柱時計のぜんまいを丁寧に巻いた後、時報の音に耳を傾けた。
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2
標準
to envelope
作例 · 標準
寒かったので、彼は厚手のマフラーを首にしっかり巻いた後、家を出た。
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母は焼きたてのパンを布で巻いて、温かさを保ち、私たちに振る舞ってくれた。
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霧が山全体を巻くようにして立ち込め、あたりは真っ白になり、視界が悪くなった。
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3
標準
to outflank
作例 · 標準
敵の側面を巻くようにして、味方の部隊は奇襲をかけ、戦況を一変させた。
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彼は巧みなドリブルで相手の守備を巻いて、フリーになり、見事にゴールを決めた。
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山道を巻いて進めば、目的地まで早く着けるだろうと、彼は地図を見ながら言った。
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4
標準
to link (verse)
作例 · 標準
歌会では、前の句を受けて次の句を巻くのが作法で、参加者たちはその腕を競い合った。
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連歌の席で、彼は見事な句を巻いて周囲を感嘆させ、その才能を称賛された。
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伝統的な詩の形式では、前の作者の表現を意識しながら句を巻く必要があるため、深い知識が求められる。
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5
標準
to move ahead (three hours, etc.)
作例 · 標準
時間を巻いて会議を終えることができれば、午後の予定に間に合うので、皆で協力しよう。
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予定を巻くために、皆で協力して作業を急いだが、結局間に合わなかった。
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もう少し作業を巻けば、今日中に目標達成できそうだと、チームリーダーはメンバーを鼓舞した。
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