蒔く
まく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #20150 · 青空 878 例
標準
to sow
文例 · 用例
ああ いのちの孤獨、われより出でて徘徊し、歩道に種を蒔きてゆく、種を蒔くひと、みづを撒くひと、光るしやつぽのひと、そのこども、しぬびあるきのたそがれに、眼もおよばぬ東京の、いはんかたなきはるけさおぼえ、ぎたる彈く、ぎたる彈く。
— 萩原朔太郎 『ぎたる彈くひと』 青空文庫
線路に沿うたとある森影から青い洋服を着て、ミレーの種蒔く男の着て居るやうな帽子をかぶつた若者が、一疋の飴色の小牛を迫うて出て來た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
そこらの畑では燕麦もライ麦ももう芽をだしていましたし、これから何か蒔くとこらしくあたらしく掘り起こされているところもありました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
プロレタリア文学雑誌「種|蒔く人」の同人で二十五歳、病弱な為めW大学中途退学の青年だが病身で小柄でも声が妙にかん高で元気に話す男だ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
」「あ、ゆんべの『種|蒔く人』の云ったことですか。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
」「で、あなたは『種蒔く人』に何を話しましたか。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
こんな意味の事を私『種蒔くさん』に聞きました。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
すると麻川氏は「や、種蒔くが来た」と突然顔面を硬直させて立ち上った。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
作例 · 標準
春になったら、畑に野菜の種を蒔く予定で、今から収穫が楽しみだ。
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新しい事業の成功を信じて、彼は希望の種を蒔いたが、道のりは険しい。
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毎年、この時期に庭にコスモスの種を蒔くことにしているが、今年は少し遅れてしまった。
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標準
to sow (the seeds of; e.g. conflict)
作例 · 標準
彼の不用意な発言が、チーム内に不和の種を蒔き、関係が悪化してしまった。
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歴史を振り返ると、大国同士の対立が争いの種を蒔いたことが多く、それが戦争につながった。
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小さな誤解が、やがて大きな問題の種を蒔くことになってしまい、解決に時間がかかった。
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標準
to sprinkle (gold or silver powder on lacquerware)
作例 · 標準
職人は、漆器に金粉を蒔くことで美しい模様を描き出し、その精巧さに感嘆の声が上がった。
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この蒔絵は、細かく銀粉を蒔く高度な技術が使われており、見る者を魅了する。
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古くから伝わる技法で、器全体に螺鈿と金粉を蒔いて装飾する文化は今も残っている。
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