撒く
まく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #29986 · 青空 1043 例
標準
to scatter
文例 · 用例
ああ いのちの孤獨、われより出でて徘徊し、歩道に種を蒔きてゆく、種を蒔くひと、みづを撒くひと、光るしやつぽのひと、そのこども、しぬびあるきのたそがれに、眼もおよばぬ東京の、いはんかたなきはるけさおぼえ、ぎたる彈く、ぎたる彈く。
— 萩原朔太郎 『ぎたる彈くひと』 青空文庫
その必要のある季節には綺麗に水を撒くのである。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
こんな風だと今に私共は種子を撒く事が出来ず、子孫を根絶やしにされねばなりません。
— 夢野久作 『きのこ会議』 青空文庫
……先ず僕が自己の額に汗して森を開き林を倒し、そしてこれに小豆を撒く、……」「その百姓が見たかったねエハッハッハッハッハッハッ」と竹内は笑いだした。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
「口で留めたって、宥めたって、云うことを利くんじゃなし、喧嘩するにも先方は小児だし、と云う中にも、私は意気地が無くって、そんな気にはなれないし、お宝を撒くに限る。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……村井は吾々を撒く為に此店へ立寄ったのだ。
— 夢野久作 『殺人迷路』 青空文庫
「腰かけたまわりには、さっき上げといた蚤取粉を撒くんですよ。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
この日のために特に刷つた赤字のビラやパンフレット、この日の見物に売捌かうと抱へて来た労働新聞を傍列の赤シャツや黒ヅボンが両側の人波へさあさあと撒く。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
作例 · 標準
庭に花の種を撒く時期が来たので、彼女は丁寧に土を耕し始めた。
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パンを細かくちぎって池に撒くと、鯉がたくさん集まってきて、水面が賑やかになった。
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鳥に餌を撒くのは、毎朝の日課であり、多くの野鳥が庭にやってくる。
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標準
to distribute (flyers, etc.)
作例 · 標準
駅前で新しい店の開店チラシを撒いたが、受け取ってくれる人は少なかった。
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彼は選挙運動で、自らの政策を記したビラを熱心に撒いて、有権者に訴えかけた。
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イベントの告知のために、街中でポスターを撒くことになったので、多くの人が手伝ってくれた。
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標準
to shake off (a pursuer, companion, etc.)
作例 · 標準
彼は巧みに路地裏に入り込み、追っ手を撒いた後、人気のない場所へと姿を消した。
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待ち合わせの時間に遅れそうだったので、後ろを歩く友人を急いで撒いて先に行った。
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あのパパラッチを撒くのは至難の業で、彼らはどこまでも追いかけてくる。
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