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軍港

ぐんこう
名詞
1
標準
naval port
文例 · 用例
軍港を内臟してゐる 北川冬彦のこのやうな詩になつて來ると、軍港といふ二字が既にもう軍港のヴイジョンを伴ふのである。
梶井基次郎 詩集『戰爭』 青空文庫
五年前、彼が横須賀の軍港に於て永き袂別を私に告ぐる時、彼は决然たる顏色を以て言つたです「今より五|年の後には、必ず一大功績を立てゝ、君に再會する事が出來るだらう」と。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
今や遠からず橄欖島のほとりで櫻木大佐に對面し、それより本艦「日の出」と櫻木大佐の電光艇とが舳艫相並んで颯々たる海風に帝國軍艦旗を飜へしつゝ頓て、帝國の軍港へと到着した時には如何に壯烈に且つ愉快なる事だらう。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
そうしたものの、しかし雇われるところといってはマラバト・ナバトの兵営建築工事か、キャビテ軍港の石炭揚げよりほかになく、日給はわずかに八十セントで、うち三十五セントの食費を差し引かれるようではお話にならず、また、比律賓人の空家にはいりこんで自炊しながらの煎餅売りも乞食めく。
織田作之助 わが町 青空文庫
わたしは、一両日中にRを案内して軍港見学の許可を乞ひ、鳥海、摩耶、愛宕その他を拝観する念願だつた。
牧野信一 岬の春霞 青空文庫
当今僕は、軍港の街に住んで、飛行器や軍艦に関する通俗的智識を得ようと励んでゐる。
牧野信一 喧嘩咄 青空文庫
わたしは去年の秋、軍港街に移ると間もなく「鈴谷」進水式拝観の光栄に浴し、続いて駆逐艦「しぐれ」特務艦「剣崎」の進水式に参列の栄を得て、ひたすら胸を躍らせ、行状の謹慎を保つた。
牧野信一 緑の軍港 青空文庫
艦隊は何処の国の港で春を迎へ何処の大洋の沖合で春をおくり――と市民達の噂も長く、やがて軍港の山々は緑に映え、卯の花の蕾がほころびて散り、海も山も炎える夏を迎えた。
牧野信一 緑の軍港 青空文庫
作例 · 標準
巨大なドックが立ち並ぶ軍港には、整備を待つ数多くの艦艇が停泊している。
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軍港の入り口は厳重に封鎖されており、許可のない船舶の進入は一切認められない。
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夜の軍港は静まり返り、水面に映る街灯の明かりが幻想的な雰囲気を醸し出していた。
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ウィキペディア

軍港 とは軍事目的に利用される特別な大規模港湾。軍港は艦隊および軍艦の根拠地として軍隊のなかでも重要な地位を占める(海軍基地)。

出典: 軍港 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0