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小宅

しょうたく
名詞
1
標準
house
文例 · 用例
と内力少し気に至る、其費且つ巨千万、其住|纔に二三年、古人の造る者居らずと云える、誠なるかな斯言、と嘲り、自分の暮歯に及んで小宅を起せるを、老蚕の繭を成すが如しと笑い、其の住むこと幾時ぞや、と自ら笑って居る。
幸田露伴 連環記 青空文庫
伯父は前から長らく胃腸を患つてぶら/\してゐたのだが、私が行つてから間もなく、S坂の近くに別荘風の小宅を建てて、一時保養|旁々、その年の暮に其処へ引越したのであつた。
加能作次郎 乳の匂ひ 青空文庫
「大晦日の晩に、小宅で舞踏会を催します。
LITTLE WOMEN 若草物語 青空文庫
その折の礼を返しに菊子夫人ははじめて小宅に見えた。
室生犀星 我が愛する詩人の伝記 青空文庫
山本鼎の未亡人家子さんの住居は大森山王にあったから、すぐ小宅から近いのである。
室生犀星 我が愛する詩人の伝記 青空文庫
靈山子片想 ふちも高臺もない、一片のねん土を、鹽せんべい大に、手づくりした小皿が十枚ほど、いつ頃からか小宅の厨房に交じつてゐた。
吉川英治 折々の記 青空文庫
『いつもながらお優しいお心、梅※さまにも、どんなにお欣びであろうか』『葵祭りには、ぜひ小宅でおやすみを願いたいものです』『大坂見物の折には、茅屋を宿として下さい。
吉川英治 梅※の杖 青空文庫
だがこれもタレントに出る仕儀となり、十一月三日の宮中授賞式の終った夕、さて、迎えの車で局へ出かけようとすると、折ふし小宅に集まって飲んでいた友人三、四十人のいる中で、永井龍男氏が例の諧謔口調で「みなさん、あとでテレビをさかなに拝見していましょう。
吉川英治 随筆 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
都市の喧騒を離れ、静かな小宅で悠々自適な暮らしを送りたい。
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彼が住んでいるのは、緑に囲まれた趣のある小宅だ。
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古民家を改装した小宅は、どこか懐かしい雰囲気を醸し出している。
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