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小家

こいえ異読 しょうか
名詞
1
標準
small and simple home
文例 · 用例
鶯のあちこちとするや小家がち「籬落」という題がつけてある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
飛蟻とぶや富士の裾野の小家より 広茫たる平原の向うに、地平をぬいて富士が見える。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
その山麓の小家の周囲を、夏の羽蟻が飛んでるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
五月雨や御豆の小家の寝覚がち「五月雨や大河を前に家二軒」という句は、蕪村の名句として一般に定評されているけれども、この句はそれと類想して、もっとちがった情趣が深い。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
前に夏の部で評釈した句「五月雨や御豆の小家の寝醒めがち」も、どこか色っぽい人情を帯びてはいるが、詩情の本質においてやはりこれらの句と共通している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
水鳥や朝飯早き小家がち 川沿いの町によく見る景趣である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
例えば鶯のあちこちとするや小家がち   蕪村春の海ひねもすのたりのたり哉   蕪村 の如く、「あちこちとするや」の語韻から、鶯のチョコチョコとする動作を音象し、「のたりのたり」の音調から春の海の悠々とした印象を現わしているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
機関車がすさまじい音をして小家の向うを出て来た。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
作例 · 標準
峠のふもとにひっそりと佇む小家から、夕餉の支度の煙が上がっている。
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豪華な邸宅よりも、自分の身の丈に合った静かな小家での暮らしが望ましい。
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旅の途中で雨宿りをさせてもらった小家には、温かい囲炉裏があった。
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