小屋
こや異読 しょうおく
名詞頻度ランク #6373 · 青空 11287 例
標準
hut
文例 · 用例
5向ふに、水車が、見えてゐます、 苔むした、小屋の傍、ではもう、此処からお帰りなさい、お帰りなさい 僕は一人で、行けます、行けます、僕は、何を云つてるのでせう いいえ、僕とて文明人らしくもつと、他の話も、すれば出来た いいえ、やつぱり、出来ません出来ません。
— 中原中也 『別離』 青空文庫
「西部劇通信」だの「ゼーロン」だのを書いた昭和五年の頃は、彼の返り咲きの観があつたし、評判がよかつたのであるが、あの頃のものよりも、それから暫く後に書いた、水車小屋の壁に凭れて月の明りで手紙を読む短篇なぞの方が、遙かに牧野さんらしいものであると思はれる。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
宗谷〔一〕宮沢賢治まくろなる流れの岸に根株燃すゆふべのけむりこらつどひかたみに舞ひてたんぽゝの白き毛をふく丘の上のスリッパ小屋に媼ゐてむすめらに云ふかくてしも畑みな成りてあらたなる艱苦ひらくと
— 宮沢賢治 『宗谷〔一〕』 青空文庫
たつたそれつぽつちのものが無暗に異様に思ひ出されて、その後それはどうなつたか、今でも物置小屋の隅でも探せば抛り込んであるのではないか、さしあたり今度帰省した時には、母にでも訊いてみようと、突嗟には思つたりする、――が、なに、それほど殊勝でもなんでもない。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
寺小屋育ちの祖母には、中学の学問と言ふものが、非常な大した物と思はれるのであつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
次にその飛翔している空を通して、遠望に富士を描き出しているので、山麓の小屋と関聯して、平原一帯の風物が浮びあがって来るのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
画はやはり田舎の風景で、ゆるやかな流れの岸に水車小屋があって柳のような木の下に白い頭巾をかぶった女が家鴨に餌でもやっている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
廊下の東詰の流しの上の明かり窓から病院の動物小屋が見える。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
作例 · 標準
登山の途中で急に雨が降ってきたので、近くの山小屋で雨宿りをした。
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庭の隅に、ガーデニング道具を収納するための小さな小屋を建てた。
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海辺にポツンと立つ古い小屋には、かつて漁師たちが住んでいたという。
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標準
small theatre (theater)
作例 · 標準
彼は売れない役者時代、下北沢の小さな小屋で毎日舞台に立っていた。
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その芝居小屋は、江戸時代から続く伝統的な建築様式を残している。
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有名な劇団も、最初はこうした小さな小屋からスタートした。
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標準
one's own house
作例 · 標準
「狭い小屋ですが、どうぞ上がってください」と主人は謙遜して言った。
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外は豪華な邸宅ばかりだが、私にとっては自分の小屋が一番落ち着く。
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長旅から帰ってきて、ようやく自分の小屋の匂いを感じてホッとした。
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ウィキペディア
小屋 とは、小さくて簡単な造りの建物。
出典: 小屋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0