ずきんずきん
ずきんずきん
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
throbbing (pain)
文例 · 用例
頭がずきんずきん痛んだ。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
まだよかないけれど、註文の間に合わそうと思って、今日初めてやりかけの仕事にかかってみたんだが、少し詰めてやるてえと、頭がずきんずきん痛むんでかなわねえ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
そして紙の上に思い出すままに勝手な字を書いたり、形の知れない形を書いてみたりしながら、ずきんずきんと痛む頭をぎゅっと肘をついた片手で押えてなんという事もなく考えつづけた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
さて、翌日の晩、奴をやっつけた同じ時刻になると、右の眼が又もやずきんずきんと痛み出しました。
— 小酒井不木 『按摩』 青空文庫
すると又、その翌日の同じ時刻に、右の眼が前晩よりも一層はげしく、ずきんずきんといたみ出しました。
— 小酒井不木 『按摩』 青空文庫
こごんだまま唖のように先達の惨死を弔っていた徳一老人は、急にどこかずきんずきん痛み出したように顔をしかめた。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
体中にうけた傷がずきんずきん痛みますし、もう疲れきってのどが渇いてたまりませんので、水があるかと思って谷へずんずん下りていきますと、はるかの谷底に一すじ、白い布をのべたような清水が流れていて、月の光がほのかに当たっていました。
— 楠山正雄 『葛の葉狐』 青空文庫
その静寂の中に聞えるものとては、ただ自分の動悸と、顳※のあたりにずきんずきん波打っている血の音だけだ。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『空家』 青空文庫
作例 · 標準
偏頭痛のせいで、朝から頭の片側がずきんずきんと波打つように痛む。
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深い切り傷がずきんずきんと激しく疼き、なかなか出血が止まらなかった。
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捻挫した足首がずきんずきんと熱を持ち始め、歩くのが非常に困難になった。
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