銀漢
ぎんかん
名詞
標準
Milky Way
文例 · 用例
下り舟岩に松ありつゝじあり 或は千仭の山峰雲間に突出して翠鬟鏡影に映じ或は一道の飛流銀漢より瀉ぎて白竜樹間に躍る。
— 正岡子規 『かけはしの記』 青空文庫
嗚呼五丈原秋の夜半あらしは※び露は泣き銀漢清く星高く神秘の色につゝまれて天地微かに光るとき無量の思齎らして「無限の淵」に立てる見よ、功名いづれ夢のあと消えざるものはたゞ誠、心を盡し身を致し成否を天に委ねては魂遠く離れゆく。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
銀漢や吾に老ゆといふ言葉聞く 自分も若いつもりではいるがしかし齢は争えないもので、あなたも齢をお取りになりましたネ、といった人があった。
— 高浜虚子 『俳句への道』 青空文庫
「久方の天の川原をうちながめいつかと待ちし秋は来にけり」というような感じは、古今を通じて変らぬにかかわらず、古人は銀漢を仰ぐに当って、特に牽牛織女の二星を連想し、今人は無数の星群としてこれを観ずる。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
作例 · 標準
盆地の農家に泊まった夜、天を渡る銀漢がくっきりと見えた。
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「銀漢の 流れや冴えて 秋の夜」と祖父は縁側で静かに呟いた。
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山の頂まで登ると、銀漢が頭上をゆっくりと横切っているように見えた。
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