天漢
てんかん
名詞頻度ランク #33029 · 青空 17 例
標準
Milky Way
文例 · 用例
その年――天漢二年夏五月、――匈奴の侵略に先立って、弐師将軍が三万騎に将として酒泉を出た。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
翌、天漢三年の春になって、李陵は戦死したのではない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
一個の丈夫たる太史令司馬遷は天漢三年の春に死んだ。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
天漢三年の秋に匈奴がまたもや雁門を犯した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
天漢元年に蘇武が北へ立ってからまもなく、武の老母が病死したときも、陵は陽陵までその葬を送った。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
「わたしは天漢の白水素女です。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
一三 筬もつ女 地上の斎河に、天上の幻を浮べることができるのだから、天漢に当る天の安河・天の河も、地上のものと混同して、さしつかえは感じなかったのである。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
この歌で心を牽いたのは、「今夜逢へるかも」という句にあったのだが、この句は、巻十(二〇四九)に、「天漢川門にをりて年月を恋ひ来し君に今夜逢へるかも」というのがある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
七夕の夜、夜空を見上げると、壮大な天漢が天の川となって輝いていた。
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古代の詩人は、漆黒の闇に浮かぶ天漢を銀河に見立てて美しい歌を詠んだ。
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山頂の天文台からは、都会では見ることのできない鮮やかな天漢が観測できる。
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