再起
さいき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25026 · 青空 130 例
標準
comeback
文例 · 用例
これに対しては出来るだけの応急救済法を講じなければならないことは勿論であるが、同時にまた将来いつかは必ず何度となく再起するにきまっているこの凶変に備えるような根本的研究とそれに対する施設を、この機会に着手することが更に一層必要であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
通例こういう場合には「事がらが再起的 reproducible でないから」という口実で、惜しげもなく放棄されて来たのである。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
なるほど従来の再起的という言葉はいわゆるデテルミニスティックな意味での再起性を意味するものであるから、そういわれるのは一応はもっともらしいようであるが、しかし以上のいわゆる非再起的の場合でも、統計的の意味ではちゃんと決定的再起的である。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
そういう種類の現象で自分が多年心にかけていたものがいろいろあるが、それらの多数はいずれも事がらが偶然的偏差に支配されるために、結果が決定的再起的でないような種類に属するものである。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
人間の頭の働き方はやはり天然現象に似た非再起的なトランシェントな経過をとる場合が多い。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
その頃『早稲田文学』を根城として専ら新劇の鼓吹に腐心していた逍遥は頻りに二葉亭の再起を促がしつつあったが、折も折、時なる哉、二葉亭はこの一家の葛藤の善後処分を逍遥に謀った結果、終に再び筆を操るべく余儀なくされたのがツルゲーネフの『アーシャ』即ち『片恋』の飜訳であった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
純文学家が「不安の文学」とともに問題としている文学における自我あるいは「自己意識」の確立の問題は、それが、マルクス主義に打ちあたってのちのブルジョア・インテリゲンチアの間に再起した個への還元の問題として、大きい社会的内容を私どもに印象づけるのである。
— 宮本百合子 『一九三四年度におけるブルジョア文学の動向』 青空文庫
彼女は、決然とそれに対し、男が父親であるとともに自由に邪魔されず仕事を持ち続ける通り女性も母であると同時に家庭生活に煩わされず自分の仕事を継続し得るべきものと云う理想の為に、再起したのでした。
— 宮本百合子 『「母の膝の上に」(紹介並短評)』 青空文庫
作例 · 標準
一度はどん底を経験したが、彼は劇的な再起を遂げた。
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引退から数年後、伝説の選手が再びリングに上がり、再起を図ると話題になった。
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「もうダメだ…」と思っていたけれど、諦めずに努力を続け、ついに再起できたんだ!やった!
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ウィキペディア曖昧さ回避
再起(さいき) 一度没落したものが、再び復権を目指す事を指す。(復興) 剣法流派示現流の技の一つ。 ある検察官が一旦不起訴処分にした事件を、別の検察官が新たな証拠や検察審査会の「起訴相当」議決などに基づき再度起訴する手続き。
出典: 再起 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0