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債鬼

さいき
名詞
1
標準
cruel creditor
文例 · 用例
仇敵に非ず債鬼に非ず「見よ!
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
債鬼のために、先祖伝来の田地を取られた時にも、おしかはもう愚痴をこぼさなかった。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
突然破産し・次いで妻を失い・絶えず債鬼に責められて機械的に駄作を書き飛ばさねばならなかった・晩年のスコットを。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
西鶴の「世間胸算用」の向うを張って、昭和二十年の大晦日のやりくり話を書こうと、威勢は良かったが、大晦日の闇市を歩いてその材料の一つや二つ拾って来ようと、まるで債鬼に追われるように原稿の催促にせき立てられた才能乏しい小説家の哀れな闇市見物だった。
織田作之助 世相 青空文庫
」「さうかも知れない、それでなくてどうして毎日々々のあの債鬼に耐へられるもんか。
若山牧水 一家 青空文庫
家計の不如意で債鬼門に群るをさへ別に氣にかけぬのは前にも言つた。
若山牧水 一家 青空文庫
徹底自然主義の代表作だと云われている「ユリエ嬢」「債鬼」などにさえそういう所がある。
国枝史郎 他界の味其他 青空文庫
債鬼の周章てた顔がちらついた。
横光利一 上海 青空文庫
作例 · 標準
借金取りの債鬼が、毎日のように家に来ては脅迫していた。
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彼は借金で首が回らなくなり、まるで債鬼に追われるように怯えて暮らしていた。
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「もう勘弁してください!債鬼みたいに追いかけられるのは、まっぴらごめんです!」
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