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真髄

しんずい
名詞頻度ランク #20526 · 青空 199
1
標準
essence
文例 · 用例
日常生活の拘束からわれわれの心を自由の境地に解放して、その間にともすれば望ましき内省の余裕を享楽するのが風流であり、飽くところを知らぬ欲望を節制して足るを知り分に安んずることを教える自己批判がさびの真髄ではあるまいか。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
しかし一人のアインシュタインを必要とした仕事の中核真髄は、この道具を必要とするような羽目に陥るような思考の道筋に探りあてた事、それからどうしてもこの道具を必要とするという事を看破した事である。
寺田寅彦 相対性原理側面観 青空文庫
こういうのがいわゆるジャーナリズムの真髄とでもいうのであろう。
寺田寅彦 錯覚数題 青空文庫
現代の所謂ハイカラなどという奴は、柔弱、無気力、軽薄を文明の真髄と心得ている馬鹿者共である。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
それを一通り調べてもまだ足らぬ所があるので、やはり上代から漕ぎ出して、順次に根気よく人文発展の流を下って来ないと、この突如たる勃興の真髄が納得出来ないという意味から、次に上代以後|足利氏に至るまでを第一巻として発表されたものと思われる。
夏目漱石 マードック先生の『日本歴史』 青空文庫
この精神は殊に我が東洋芸術の真髄と成すところのものである。
北原白秋 観相の秋 青空文庫
廃れて行く能楽の真髄、別して自分の窮めた喜多流の奥儀を、せめて九州の一角にでも残しておきたいという一念から翁を見込んで相伝したものに違いなかったであろうが、それでも徳義に篤い只圓翁としては、そのままに過ごす事が出来なかったのであろう。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
況んや万に一つにも鼻の表現法の真髄に体達した人にこれ等の悪魔式鼻の表現が出会ったならば、すぐに根こそげ本性を見破られるでありましょう     何となき疑い       ――悪魔式鼻の表現(七) 悪魔はあらゆる霊智の存在を無視し、世間人間を馬鹿にしております。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
その本の真髄は、人間関係の本質を深く洞察している点にある。
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武道の真髄を極めるには、日々の厳しい鍛錬が不可欠だ。
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彼の言葉には、人生の真髄を突くような重みがあった。
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