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心髄

しんずい
名詞
1
標準
marrow
文例 · 用例
だが遂にアブばかりでなかった、石楠花の甘ずっぱい香気は私を包み、アブを包み、森に漂って、樹々の心髄までしみ透るかのように、私までがアブの眷属になったかのように。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
よし頭脳が明晰でないため迂遠な答へ方であつても、答へそのものの心髄は必ず的中した。
嘉村礒多 途上 青空文庫
僕自身は宗教なき教育は人の心髄を動かすものでないと信ずるけれども、しからばとて学校の課目に宗教を入れることは、かえって教育の目的を阻害するものと思う。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
東洋画の心髄は、見る人を協同製作者として持つところにあるということは、既にいろいろな人によっていわれている。
中谷宇吉郎 八戒に遭った話 青空文庫
というのは、奇人は『必ずしも』特殊なものでも、格別なものでもないばかりか、かえって、どうかすると彼が完全無欠の心髄を内にもっているかもしれず、その他の同時代の人たちは――ことごとく、何かの風の吹きまわしで、一時的にこの奇人から引き離されたのだ、といったような場合がよくあるからである……。
カラマゾフの兄弟 青空文庫
陰密に心髄に食ひ込んでゐる苦痛のために、今までも蒼かつた顔は土色になつた。
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin フロルスと賊と 青空文庫
心髄ばかりが残った風な。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
つまりそうやって、自分の体内に・いわばその心髄の中に・父たちのなきがらと遺骨とを容れることによって、それらを消化吸収して自分の生きた肉の中にいわば復活再生させることによって、祖先のために最も立派な最も貴い霊廟を与えようとしたのである。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
心髄を深く抉られるような悲しい知らせに、彼は言葉を失った。
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その芸術作品は、見る者の心髄に響くような力強さを持っている。
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彼のスピーチは、聴衆の心髄に直接訴えかけるものだった。
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2
標準
centre
作例 · 標準
問題の心髄を理解することが、解決への第一歩だ。
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議論の心髄に迫る質問をすることで、新たな視点が開けた。
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この哲学の心髄は、人間の存在意義を探求することにある。
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3
標準
bottom of one's heart
作例 · 標準
彼女は心髄から彼を愛していたが、その気持ちを伝えることはできなかった。
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彼の決断は、心髄からの願いに基づいていたに違いない。
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心髄からの感謝を込めて、お世話になった方々へ贈り物をした。
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