公図
こうず
名詞
標準
cadastral map
文例 · 用例
他にわが伯母の嫁げる狩野勝玉作小楠公図一幀、わが養母の父なる香以の父|龍池作福禄寿図一幀|等あれども、こはわが一族を想ふ為に稀に壁上に掲ぐるのみ。
— 芥川龍之介 『わが家の古玩』 青空文庫
梁川星巌、名は孟緯、字は伯兎、後に公図。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
むこうずねもまた相当に痛いことを知ったが、これは足で蹴るのに都合のよいところであって、次郎兵衛は喧嘩に足を使うことは卑怯でもありうしろめたくもあると思い、もっぱら眉間と水落ちを覘うことにきめたのである。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
こんなことは雛形にない」 と私がいうと、「どうも、こうずう体が大きくては見当がつきません」 仕事師も、大工も途方に暮れているという有様……そこでこのままでやられた日には衣紋竿を突張ったような大仏が出来ますから、私は仕事師、大工の中へ入って一緒に仕事をすることに致しました。
— 高村光雲 『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』 青空文庫
木村先生は粉はないか、何でもいいととりよせた白いこなを傷のところにかけ、この辺からこうずーっと入るようにと指図して、傷に添って小さい物尺をおなかの上に置いた。
— 宮本百合子 『寒の梅』 青空文庫
こんなことは雛形にない」と私がいうと、「どうも、こうずう体が大きくては見当が附きません」 仕事師も、大工も途方に暮れているという有様……そこでこのままで、やられた日には衣紋竿を突っ張ったような大仏が出来ますから、私は仕事師、大工の中へ這入って一緒に仕事をすることに致しました。
— 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
けれども、体が大きいばっかりで、いくじのない鬼どもは、さんざんきじに目をつつかれた上に、こんどは犬に向こうずねをくいつかれたといっては、痛い、痛いと逃げまわり、猿に顔を引っかかれたといっては、おいおい泣き出して、鉄の棒も何もほうり出して、降参してしまいました。
— 楠山正雄 『桃太郎』 青空文庫
こんにゃくの白和、自然薯のとろろ、揚物の生椎茸、それに彼の手料理の鶏の丸焼と杉菜の煮物、こうずらりとテーブルの上へ、皿と一緒に並べてからまた彼は云った。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
土地の境界線を確認するため、法務局へ行って公図の写しを取得してきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
公図を確認したところ、隣家との間に細い里道が存在することが判明した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
このあたりの公図は明治時代の測量が基になっており、現況とズレがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
公図(こうず)とは、登記所が保管している「旧土地台帳附属地図」である。土地(筆)の境界や位置、地番などを示しており、「地図に準ずる図面」(不動産登記法第14条第4項、同法第24条の3)として扱われている。
出典: 公図 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0