音量
おんりょう
名詞頻度ランク #10642 · 青空 42 例
標準
volume (sound)
文例 · 用例
我々は縁のそばに立って、はるか下で黒岩に当たって砕ける水のきらめきをのぞき込みながら、滝壺から大音量で上がってくる半ば人のうなり声のような響きに耳を澄ませた。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
音量から察するとよほどの人数らしい。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
信号の強さは前よりも一層音量を増しているのが感ぜられました。
— 海野十三 『壊れたバリコン』 青空文庫
次の日になって疲れが癒ったらピアノの音は平常の音量と音色とをもって聞くことができた。
— 宮本百合子 『芸術が必要とする科学』 青空文庫
宮の琴の音は、音量の豊かなものではなかったが、美しい声が出て身にしむところがあったと思い、「あなたが宮様もお姉様もおいでになったころに、ここで大人になっていたら、あなたの価値はもっとりっぱになっていたでしょうね。
— 東屋 『源氏物語』 青空文庫
音量はもろともに豊富であるが、呂昇は弾語りであるだけに急き込むところがある。
— 長谷川時雨 『豊竹呂昇』 青空文庫
音量から察すると余程の人数らしい。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
高木は父のゐることを知つて喚きだしたが、もはや音量が衰へて、離れてゐる私には聴えない。
— 坂口安吾 『篠笹の陰の顔』 青空文庫