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銀髪

ぎんぱつ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
silver hair
文例 · 用例
そこから、だらだら坂になっているアカシア並木の赭土の途を揺られながら、ペル・※ュウ村の木立の上に風車の廻っているロダンさんの粗末なお宅につくと、薔薇園の木戸口に肉体の彫刻的に締った、銀髪のロダン夫人が立って、妾を迎えてくださいました。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
京子は月光を浴びると乱れた髪の毛が銀髪に変色し忽ち奇怪な老婆のように変形した。
――二つの連作―― 青空文庫
老博士は、銀髪銀髯の中から、血色のいい頬を耀かせ、調室の壊れかかった椅子に傲然と反り身になり、ひとり鼻をくんくん鳴らしていた。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
よく見ると、広い額の上で、乱れた銀髪がぶるぶると小さく震えているのが分かるだろう。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
「ねえ、さうでせう‥‥」 寒子と銀髪の女は、ミツシヱルの扉に鼻をつけて匂ひをかいだ。
林芙美子 瑪瑙盤 青空文庫
寒子も銀髪の女も、七階上から、門番のところまで、どう転び降りたか分らなかつた。
林芙美子 瑪瑙盤 青空文庫
その豊富な角苅の銀髪とブラシのように生やしたゴリラ式の狭い前額と太い房々とした長生眉と、大きく一文字に閉じた唇を見ると、成る程これならば嫌疑の掛かるのも無理はないと考えられそうな野性的な、頑固一徹の性格をあらわしていた。
夢野久作 S岬西洋婦人絞殺事件 青空文庫
銀髪のロダン夫人が白茶色にダンテルを配つた寛かな一種のロオブを着て玄関の石階を降りて来られた。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
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