金髪
きんぱつ異読 キンパツ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #14809 · 青空 415 例
標準
blond hair
文例 · 用例
事によるとこの麻束が女の金髪から来ているかもしれないが、しかし自分の記憶には金髪と魔術師また音楽者との聯想は意識されない。
— 寺田寅彦 『夢判断』 青空文庫
私はパートナアの金髪の波をかきわけてフォックストロットの足並を揃える。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
マジエスチック・ホテルのティダンスは閑散として、ロシア人の踊子の赤い踵が見えず、他の金髪美人連がアクビをかみころしていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
数時間後、僕は岡山で下車すると、巡業中の歌劇団のポスターを横眼で見ながら、車を硝子張りの、「金髪バー」の前でとめて、酒杯の中に沈んで行った。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
どんなものができているかのぞいてみたくてこわごわ近づくと、十二三ぐらいの金髪の子供がやって来て「アマリ、ソバクルト犬クイツキマース」などと言った。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
夕映えの雲の形が崩れて金髪の女が現われる。
— 寺田寅彦 『ある幻想曲の序』 青空文庫
乱れた金髪を双の手に掻き乱して空を仰いだ顔には絶望の色がある。
— 寺田寅彦 『ある幻想曲の序』 青空文庫
まっ黒なピアノに対して童顔金髪の色彩の感じも非常に上品であったが、しかしそれよりもこの人の内側から放射する何物かがひどく私を動かした。
— 寺田寅彦 『二十四年前』 青空文庫