髪色
かみいろ
名詞
標準
文例 · 用例
国破れても、山河あり、伊香保の桜は今年も濡髪色の洞の口へ散るのであらうが、今ではそれを見に行く方法もなし、そんな気分にもなれない。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
最後のしめくくりにヤーシャが、一言一言、ききて全体の心へ打ちこむように、消費組合監督突撃隊組織とその〔三字伏字〕任務について話してる今、所持品置場の内外に溢れたいろんな髪色の頭は、てんでに別なことでも考えてるか?
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
女は金髪色白の長身、背を向け、顔も見えず、声もか細いので、甘美なこと以外何も分からなかった。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
扇風機のような帽子は、ふさふさの髪色より黒ずんでいる。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫