囃子
はやし
名詞頻度ランク #25477 · 青空 394 例
標準
accompaniment for traditional performances (noh, kabuki, etc.)
文例 · 用例
公園裏にて下り小路を入れば人の往来織るがごとく、壮士芝居あれば娘|手踊あり、軽業カッポレ浪花踊、評判の江川の玉乗りにタッタ三銭を惜しみたまわぬ方々に満たされて囃子の音ただ八ヶまし。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
やがて広場に出ると囃子のやぐらや周囲の踊場が提燈や幕で美しく飾られていた。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
町内の家台囃子の音も沈んできこえた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
謡いも、舞いも、囃子も、すべてが伝統的の型を大切に繰り返すだけで、進歩も発達もない空虚なものである。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
その証拠に能楽の歌や節や、囃子の間拍子や、舞いの表現方法までも幼稚で、西洋のソレとは比較にならない程不合理である。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
能好き ところがそんな能ぎらいの人々の中の百人に一人か、千人に一人かが、どうかした因縁で、少しばかりの舞いか、謡いか、囃子かを習ったとする。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
又、真実の処、能のヨサの正体をこれ以上に説明すると、第二義、第三義以下のブチコワシ的説明に堕するので、能のヨサを第一義的に自覚するには「日本人が、自分自身で、舞いか、囃子をやって見るのが一番捷径」と固く信じている者である。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
そうしてそのスポーツをもう一つノンセンスにしたものが、舞い、歌い、囃子(胴上げ、凱歌、拍子がその濫觴……だかどうか知らないが)となるわけである。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
作例 · 標準
能の舞台では、力強い囃子が劇を盛り上げる。
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歌舞伎の長唄では、三味線と囃子が一体となって響く。
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祭りの際には、笛や太鼓の軽快な囃子が鳴り響く。
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ウィキペディア
囃子(はやし)は、四拍子(笛、大鼓、小鼓、太鼓)でもって、謡や能をはやしたてること。
出典: 囃子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0