幻辞.com

艦尾

かんび
名詞
1
標準
stern (of a warship)
文例 · 用例
今しも波浪に揉まれて、此方に廻りし其艦尾には、赫々たる日輪に照されて「日の出」の三|字が鮮かに讀まれた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
』と言ひかけて、急ぎ艦尾なる濱島武文と春枝夫人とに眸を移すと、彼方の二人も忽ち私の姿を見付けた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
』と十五|珊速射砲のほとり、後部艦橋の下に耳を濟ます、兵曹、此處ぞと琵琶おつ取り、翩飜と飄る艦尾帝國軍艦旗の下に膝を組んで、シヤシヤン、シヤラ/\と彈き出す琵琶の曲、聲張上げて「雲に聳ゆる高山も。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
濱島武文は艦尾の巨砲に凭れて悠々と美髯を捻りつゝ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
其の時は、私は、屹度、軍艦「日の出」の艦尾の方、八|吋速射砲の横たはる邊、若くば水面高き舷門のほとりに立つて――恭しく――右手に高く兜形の帽子を揚げて、今一度、諸君と共に大日本帝國萬歳!
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
艦尾の旗がハタハタと風にはためく音が聞えた。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
艦首へ急ぐもの、艦尾へ走るもの。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
艦尾は白く泡立っている。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
作例 · 標準
戦艦の艦尾には、巨大な日の丸がはためいていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
敵の魚雷が艦尾に命中し、船体は大きく傾いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
艦尾から勢いよくスクリューが回転し、船は静かに港を離れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash