藩士
はんし
名詞頻度ランク #32479 · 青空 56 例
標準
retainer of a daimyo
文例 · 用例
会津の藩士でございます。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
思慮分別の深い結納のお使者は、ひどく酔いました、これは、ひどく酔いました、と言いながら、紋附羽織と白足袋をまた風呂敷に包んで持って、どうやら無事に、会津藩士の邸宅から脱れ出ることが出来たのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
即ち佐藤惣之助の所謂「金澤藩士」で、氣質の本當の内部にさへも、裃を着た義理堅さや、劍を構へた禮節やがあるのである。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
犀星の評によれば、僕もまた彼と同じく、馬込村に於ける劍客の一人であるさうだが、僕がもし武士としても、月代をのばした浪人組の部類であつて、彼の藩士の眼から見れば、一個の浮浪人にすぎないだらう。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
府下の処々より旧藩士の面々が御家の大事と早車にて乗附くる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
村越欣弥(新任検事) 滝の白糸(水芸の太夫) 撫子(南京出刃打の娘) 高原七左衛門(旧藩士) おその、おりく(ともに近所の娘)撫子。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
拙者、足軽ではござれども、(真面目に)松本の藩士、士族でえす。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
お通は清川|何某とて、五百石を領せし旧藩士の娘なるが、幼にして父を失い、去々年また母を失い、全く孤独の身とはなり果てつ、知れる人の嫁入れ、婿|娶れと要らざる世話を懊悩く思いて、母の一周忌の終るとともに金沢の家を引払い、去年よりここに移りたるなり。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、藩士はそれぞれの藩に仕え、武士としての務めを果たした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は代々続く藩士の家系に生まれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
藩士の中には、学問や芸術に秀でた者も多かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
藩士(はんし)は、江戸時代の各藩の家臣(各藩主の直臣)を指す歴史用語。
出典: 藩士 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0