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隙間なく

すきまなく
副詞
1
標準
closely
文例 · 用例
隙間なく密生しても活力を失わないという特徴があるために垣根の適当な素材として選ばれたのであろう。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
隙間なく水の面を被つてゐる、彼等のかさなりあつた翅が、光にちぢれて油のやうな光彩を流してゐるのだ。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
こんな空想に耽りながら見ていると、簑の上に隙間なく並んでいる葉柄の切片が、なんだかこの隠れた小哲学者の書棚に背皮を並べた書物ででもあるような気がした。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
隙間なく水の面を被っている、彼らのかさなりあった翅が、光にちぢれて油のような光彩を流しているのだ。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
「四枚、五枚、六枚、七枚、」 と数える内に、拾い上げた膝の上は、早や隙間なく落葉に埋もるる。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
恰も金を接ぎ合せた様に寸分の隙間なく寄せてくる。
夏目漱石 『煤煙』の序 青空文庫
御存じの烈しい流で、棹の立つ瀬はないですから、綱は二条、染物をしんし張にしたように隙間なく手懸が出来ている。
泉鏡花 薬草取 青空文庫
其間舞臺では、強く誇張された人相を刻まれたので、其爲めに一方には頗る漫畫的に見えるが、同時に、巧みなる人形遣の爲めに隙間なく動かされるので、却つて其不安定な動的の表情が運動の眩惑を助ける所の人形が怒つたやうな顏で泣いて居た。
木下杢太郎 京阪聞見録 青空文庫
作例 · 標準
「見て、この本棚。隙間なく詰め込みすぎて一冊も取り出せないよ」と彼は苦笑した。
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引越し業者の手際が良く、トラックの荷台に段ボールが隙間なく積み上げられていく。
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冬の寒さを凌ぐため、窓のサッシに隙間なく断熱テープを貼り付けた。
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隙間なく(すきまなく) — 幻辞.com