密着
みっちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9033 · 青空 193 例
標準
close adhesion
文例 · 用例
自分の場合では、掛けた札がちゃんと後ろの板に密着しないと気持が悪いから掛けたあとでぱちんと札を押しつける、それを押しつけるには釘に近い上の方を押すのが一番機械的に有効だからそうするらしい、勿論無意識にそうするのである。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
宅の洗面台はきわめて粗末な普通のいわゆる流しになっていて、木製の箱の上に亜鉛板を張ったものであるが、それが凹凸があって下の板としっくり密着していないために、洗面鉢の水が動揺するにつれて鉢自身がやはり少しの傾斜振動をする。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
自分の身に降りかゝつた絶対の拘束は、一足飛に彼と「自由」との間の間隔を狭めてしまつて、極めて密着した関係に於て彼は自由の耽美者、慾望者、希求者とならねばならなくなつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
灯をいれると熱で密着し、少くとも四五日は保つ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
「これが……これが……種に苦しんだ活動屋の思い付きだろうか……星田の推理した『完全な犯罪』の真相だろうか……これが……これが……」 津村は頭がジイーンと鳴り出したまま、こうした疑いを氷のように背骨に密着させて新聞社の階段を降りた。
— 夢野久作 『殺人迷路』 青空文庫
その邸宅の一端は、才之助の茅屋の一端に、ほとんど密着するくらゐであつた、才之助は、再び隣家と絶交しようと思ひはじめた。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
しばらくは二人で、茅屋に住んでゐたが、黄英は、やがてその茅屋の壁に穴をあけ、それに密着してゐる陶本の家の壁にも同様に穴を穿ち、自由に両家が交通できるやうにしてしまつた。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
墨堤の桜が咲きはじめる頃になつて、陶本の家の建築は全く成り、さうして才之助の家と、ぴつたり密着して、もう両家の区別がわからないやうになつた。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
作例 · 標準
壁とポスターは密着しており、剥がすのに苦労した。
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密着性が高いシールは、一度貼ると剥がれにくい。
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二つの部品が密着することで、強い結合力が生まれた。
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標準
relating closely (to)
作例 · 標準
そのドキュメンタリーは、被災地の現実に密着して制作された。
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記者は政治家の活動に密着し、その日常を追い続けた。
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この番組は、プロのスポーツ選手に密着し、その苦悩と栄光を描く。
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標準
contact printing
作例 · 標準
写真の密着プリントは、原画の細部まで忠実に再現する。
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暗室作業で、フィルムから印画紙に密着させて焼き付ける。
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密着作業は、写真の質を左右する重要な工程だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
密着(みっちゃく)はぴたりと着くこと、また着いた状態を表す。以下のいずれかの項目の略称・別称である。 写真用語→コンタクトプリント コンピュータ用語→密着割付 マスコミ用語→密着取材
出典: 密着 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0