埋ける
いける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #3333 · 青空 103 例
標準
to bury (in the ground)
文例 · 用例
それでも埋けるには惜しい二、三の石もあつて、中には、むかし先代の五平老が愛宕山の谷から酒一升で運ばせたといふ平たい石も一つある。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
これから毎朝、おれたちがお厩の馬を、草を喰わせに曳き出したら、その後、すぐ厩を掃除して、馬糞を向うの竹やぶの坑へ埋けるのだぞ」 と吩咐けた。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
光春は、首級のみ埋ける大きさに掘っていたが、光秀は、人間のはいるような穴になるまで、促していた。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
この男バナナと隠元豆を入れたる提籠を携えたるが領しるしの水雷亭とは珍しきと見ておればやがてベンチの隅に倒れてねてしまいける。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
春なれば茶摘みの様汽車の窓より眺めて白手拭の群にあばよなどするも興あるべしなど思いける。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
そのことについては吉田は自分のことも考え、また母親のことも考えて看護婦を呼ぶことを提議したのだったが、母親は「自分さえ辛抱すればやっていける」という吉田にとっては非常に苦痛な考えを固執していてそれを取り上げなかった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
この時、一人の童たちまち叫びていいけるは、見よや、見よや、伊豆の山の火はや見えそめたり、いかなればわれらが火は燃えざるぞと。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
叔母のいいけるは昨夜夜ふけて二郎一束の手紙に油を注ぎ火を放ちて庭に投げいだしけるに、火は雨中に燃えていよいよ赤く、しばしは庭のすみずみを照らししばらくして次第に消えゆくをかれは静かにながめてありしが火消えて後もややしばらくは真闇なる庭の面をながめいたりとぞ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
to cover (coals) with ash
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4