句作
くさく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24756 · 青空 246 例
標準
composing haiku poems
文例 · 用例
勿論かういふことは、一々の短歌作品、一々の俳句作品に就いてそつくりそのまま当箝まることではないけれども、夫々の様式を規範的に観た場合そのやうに言ふことは先づ間違ひない。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
室生氏の場合も亦これと同じく、彼の句作の態度には、趣味性の遊離した享楽(ヂレツタンチズム)が多分にある。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
彼がかつて風流論を書き、風流生活、風流即芸術の茶道精神を唱導した所以も此処にあるし、句作を余技と認めながら、しかも余技に非ずと主張する二律反則の自己矛盾も、これによつて疑問なしに諒解できる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
蕪村自身の意味にしても、おそらくは「人間」という言葉において、句作の力点を求めたのであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
実際にも芭蕉は、句作以外にも多くの俳論や散文を書き、俳人と詩論家の両面を具えていた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
(昭和十年十月、俳句作法講座)
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
そうしてこの困難に当面して立派なものを作り上げるには、単に句作にすぐれたメンバーがそろっただけでは不十分であって、どうしても芭蕉ほどの統率的人傑を要する理由もわかってくるであろう。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
もちろん前句には前句の作者の潜在思想の網目がつながっているのであるが、付け句の作者の見た前句にはまたこの付け句作者自身の潜在的な句想の網目につながるべき代表的記号が明瞭に現われているのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫