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作句

さっく
名詞
1
標準
文例 · 用例
もちろんそうでない場合もまたはなはだ多いようであるがだいたいにおいては自然にそうなるべきはずのものではないかと思われ、そういう意識をもって作句してもしかるべきではないかと思うのである。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
それと同時に作句ということが決してそう生やさしい仕事ではないことが想像されるであろうと思われる。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
――執着を去れ、酒から作句から、私自身から。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
西光寺の奥の院南郷庵の庵主となった放哉は、酒と作句に明け暮れる。
尾崎放哉 尾崎放哉選句集 青空文庫
梶と高田は曲縁の一端のところですぐ兼題の葛の花の作句に取りかかった。
横光利一 微笑 青空文庫
高田の披講で一座の作句が読みあげられていくに随い、梶と高田の二作がしばらく高点を競りあいつつ、しだいにまた高田が乗り越えて会は終った。
横光利一 微笑 青空文庫
彼にしてはむしろ句の善悪よりも、前からの真紀子との間の自分の立場を明瞭に語りたい意の動きで、彼女の作句の中からそれに適当したものを択んだにちがいないことは分っていたが、それでも矢代は愉快ではなかった。
横光利一 旅愁 青空文庫
但こは類別上の便宜をいふ者なれば実地の作句はその時の情況によりて作るべく、四季の名目などにかかはるべきに非ず。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫