傷兵
しょうへい
名詞
標準
wounded soldier
文例 · 用例
宿州の激戦に依る負傷兵は、その儘、戦場に遺棄された。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
癒る見込のない負傷兵は片づけッちまえ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
埋められる負傷兵は、「可哀そうだと思って下され!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
負傷兵は、どの病室にも、いっぱいにあふれていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
閑だとそんな処まで気が着いたんでしょうけれども、何しろ病傷兵の方にばかり気を取られたので、ぬかったです。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
自分の職務上病傷兵を救護するには、敵だの、味方だの、日本だの、清国だのという、さような名称も区別も無いです。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
ただ病傷兵のあるばかりで、その他には何にもないです。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
大砲をうつとき、片脚をぷんとうしろへ挙げる艦は、この前のニダナトラの戦役での負傷兵で、音がまだ脚の神経にひびくのです。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
作例 · 標準
撤退する部隊の後方には、歩くこともままならない傷兵たちが仲間に肩を貸されて必死に続いていた。
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村の広場には仮設の救護テントが張られ、運ばれてきた傷兵たちの苦痛の叫びが絶え間なく響いている。
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彼は戦地から傷兵として送還されたが、失った足の痛みよりも心の傷の方がはるかに深かった。
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