貝柱
かいばしら
名詞頻度ランク #43902 · 青空 14 例
標準
adductor muscle
文例 · 用例
二三年は平気でもつもんだ」 貝柱が白くて綺麗で菓子みたいであることを、飯島はひどく熱心にのべた。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
そんなに白くて小さくて綺麗な貝柱の類で、巨万の富をつめるという想像が、山林とか鉱山とかいう対象とはちがった魅力の刺戟であるらしかった。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
よほど前のことだが或る機会にずばり訊いたらね、いや実は貝柱の内職があるんだってわけさ。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
」 その度胸がなくて、という風な答えかたで、銀行利子とその貝柱がこの半年の間に騰貴した率とを比べたりして、飯島はビールのせいよりも自分の話題で紅潮した顔を、友人の一人一人に向けて話した。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
高倉は、何ということなしにその貝柱を死者の口にあてがった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
中山正直、貝柱の話。
— 一九三九年(昭和十四年) 『日記』 青空文庫
もともと矢場は浅草名物で、――昔の矢場と今の弓場とはもちろん違うけど、まあ、その復活とも言えるですな」「なるほど」 雅子は釜のなかから小さな貝柱をつまんで、ひとつひとつ口に入れていた。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
標準
adductor muscle of a bivalve (e.g. scallop, etc.)