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風采

ふうさい
名詞
1
標準
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文例 · 用例
ただ彼の好んで使ふ「鬼」といふ言葉が、その雅號の上でも文學上でも、また人物の風采上でもふさはしいことを強く感じた。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
風采はあまり上がらぬ方である。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
弟妹とちがって風采もよくてハイカラでまたそれだけにおしゃれでもあった。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
しかも、この狸たるや、アルテミス型の少女に惚れる男のごたぶんにもれず、狸仲間でも風采あがらず、ただ團々として、愚鈍大食の野暮天であつたといふに於いては、その悲慘のなり行きは推するに餘りがある。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
桂月氏の風采が、活けるが如く浮んで来る。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
その当時の彼の地の新聞は彼の風采と講演ぶりを次のように伝えている。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
異郷から来た旅人が宿泊した時に、その人が風采も立派で勇気があって優れた人物だと思うと、夜中に不意を襲って暗殺してしまう。
寺田寅彦 マルコポロから 青空文庫
僕の父が出て來てみると、見知らぬ薄汚ない風采をした、一見乞食坊主のやうに見える男が――と父は後に僕に話した――横柄にかまへて「朔太郎君は居ますか」と言つたので、てつきり何かの不良記者かゆすりの類と考へ、散歩中の不在を幸にして、すげなく追ひ歸してしまつたさうだ。
萩原朔太郎 追憶 青空文庫
作例 · 標準
彼の堂々とした風采は、初めて会う人にも強い印象を与える。
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若い頃は貧しかったが、成人してからは立派な風采を備えるようになった。
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たとえ風采が優れなくても、その人の内面を見ることが大切だ。
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