死期
しき
名詞頻度ランク #38900 · 青空 222 例
標準
time of death
文例 · 用例
しかし例えば医師が重病患者の死期を予報するような意味においてならばあるいは将来可能であろうと思う。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
一九一七年一月二十八日、ロダンさんは自分の死期をお知りになったのか、オテル・ド・ロンに観覧者の列が続きました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
あとでそれを家の者が笑って話したとき、吉田は家の者にもやはりそんな気があるのじゃないかと思って、もうちょっとその魚を大きくしてやる必要があると言って悪まれ口を叩いたのだが、吉田はそんなものを飲みながらだんだん死期に近づいてゆく娘のことを想像すると堪らないような憂鬱な気持になるのだった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
なるほどこの森も入口では何の事もなかったのに、中へ来るとこの通り、もっと奥深く進んだら早や残らず立樹の根の方から朽ちて山蛭になっていよう、助かるまい、ここで取殺される因縁らしい、取留めのない考えが浮んだのも人が知死期に近いたからだとふと気が付いた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
我が死期來れりと自分で葬儀の仕度などを整へ又た子に遺言して石を棺に收むることを命じた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
娘は死んだ、娘はしばらく病の床に伏していたが死期を知ると、しずかに慧鶴の名を口誦み、頬に微笑のかげさえ浮べながら、そのまま他界の人となった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
そしていよいよ死期に直面すると非常に恐れ、悲しみます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
されども本間が死期の依頼を天に誓いし一|諾あり、人情としては決して下枝を死なすべからず。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
作例 · 標準
余命宣告を受けた彼は、自分の死期を悟り、残された時間を大切に生きた。
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あの名医でも、患者の死期を正確に予測することはできない。
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古くから、病人の死期を予感させるような不思議な出来事が語り継がれている。
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