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注射薬

ちゅうしゃやく
名詞
1
標準
injectable drug
文例 · 用例
ヒロポンは鎮静催眠剤とは反対に、中枢神経を一時的に刺戟して、覚醒、昂奮させる注射薬だが、坂野はもと「漫談とアコーディオン」を売物に舞台に出ていた頃から、この味をおぼえたらしく、煙草を吸うように、ひんぱんにこの劇薬を注射していて、その量と回数は、さすがの木崎もあきれていた。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
――米よりもまず注射薬を買い、米は買えなかったのだ。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
いや、手紙よりも、木崎さん、一寸これ見て下さい」 細君が出しなにたたき割って行った買いだめの注射薬のアンプルのかけらを、坂野は見せ、土色の顔を一層土色にして、ふぬけていたが、やがてエヘッと笑うと、「印籠みたいなもンでさあ」 と、ポケットからヒロポンの箱を出して来た。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
そうしろよ」 坂野さんは注射薬なら何でも持っているからと、言って、京吉は、「京ちゃん、たまにいらっしゃいよ」 おシンのゲタゲタした笑い声を背中にきいて、清閑荘を出て行った。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
糖尿病の新注射薬だそうです。
小酒井不木 謎の咬傷 青空文庫
その大きな病院でも今は容易にそれが得られなかったが、その注射薬がなければ、妻の病は到底助からないのであった。
原民喜 秋日記 青空文庫
それではと……」 ケン監督は、注射薬とその道具を持っていたので、下へおりていく決心をした。
海野十三 恐竜島 青空文庫
診察料のほか、注射薬、飲み薬、頓服薬と、どれもこれもばか高いし、その上に滋養物をとらなければならないし、僕のような貧乏人には大恐慌です。
豊島与志雄 程よい人 青空文庫
作例 · 標準
医師は、患者の症状に合わせて適切な注射薬を調合した。
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この注射薬は、体内に直接作用するため、効果が速い。
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「この注射薬の副作用について、詳しく説明してください」
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