注射器
ちゅうしゃき
名詞
標準
syringe
文例 · 用例
火曜日 ヤルマールが寝床にはいったとたん、オーレ・ルゲイエは、小さな魔法の注射器で、部屋の中の、ありとあらゆる家具にさわりはじめました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
オーレ・ルゲイエは、魔法の注射器でその絵にさわりました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
「いま、おまえを小さくしてあげるよ」それから、オーレ・ルゲイエが、あの魔法の注射器でヤルマールのからだにさわると、ヤルマールのからだは、たちまち、どんどん小さくなって、とうとう、指ぐらいの大きさになってしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
そのうちに醫者は、注射器のやうな物を持つて來て、予のずつと下腹の少し左に寄つた處へチクリと尖を刺した。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
注射器のやうな物が刺されたと恰度同じ處に、下腹の軟かい肉をえぐるやうな、鈍くさうして力強い痛みをズブリと感じた。
— 石川啄木 『郁雨に與ふ』 青空文庫
坂野は注射器のポンプを押しながら、「――東京へ行く……?
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
――木崎さん、お電話ア」「今、手が離せんよ」 注射器のポンプを押しながら、坂野が代って答えた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
寺田はあわててロンパンのアンプルを切って、注射器に吸い上げると、いつもの癖で針の先を上向けて、空気を外に出そうとしたが、何思ったのかふと手を停めると、じっと針の先を見つめていた。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
作例 · 標準
医師は、患者に薬を投与するために注射器を準備した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
調剤師は、正確な量を測り取り、注射器に薬液を充填した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「痛くないように、そっとね」と看護師は言いながら注射器を手に取った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
注射器 は、液体や気体を注入あるいは吸引するために用いられる器具。注射器によって生物に薬剤を注入する行為を注射と呼ぶ。
出典: 注射器 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0