尾ける
つける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #1912 · 青空 308 例
標準
to follow (someone)
文例 · 用例
近頃ではやはり四ツ目の水戸屋という店へ三日ほどつづいて来たが、水戸屋ではかれの噂を知っているので、若い者のひとりが見えがくれにそのあとを尾けると、かれは浅草の方角に向って遅々とたどって行った。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
夫のあとを尾けるつもりで出て来たのであるから、もとより松明や火縄の用意もない。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
唯それだけなら不思議もないんですが、時が時だけに、その太鼓がなんだか気になるので、尾けるとも無しに其のあとに付いて行くと、女もおなじ方角にむかって聖天下の裏長屋へはいる。
— 河豚太鼓 『半七捕物帳』 青空文庫
なにしろ三月も前のことだから、その足あとを尾けるのがちっと面倒だ」「伝蔵と係り合いの女はどこにいるでしょう」「それはお熊という女で、年は十九、宿は堀江だそうだ」「堀江とは何処ですね」「下総の分だが、東葛飾だから江戸からは遠くねえ。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
今度は心臓の弱い庸三が彼女の車を尾ける番だった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
君、すぐ出かけて行って、あいつの家を見張ってみたらどうだろう、出て来たら、無論、後を尾けるのだ。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
犬を尾けるどころか、自分が犬を動かして御家新の家まで行ったのだが、なんとなくあぶなく思って、人もあろうに釘抜藤吉を亡き者にしようとし、そして、すぐに帰って何食わぬ顔をしていた。
— 無明の夜 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
かりに彼の後を尾ける者があるとしても、いかに巧妙なる間者でもその正体を暴露するであろうと思われるほどに、町は非常に混雑して、町の灯は非常に明かるかった。
— 鏡中の美女 『世界怪談名作集』 青空文庫
作例 · 標準
彼は怪しい人物の後を尾けている。
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探偵はターゲットを尾け、彼の秘密を探った。
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猫は獲物を尾けて、ゆっくりと忍び寄る。
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