付け回す
つけまわす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to follow
文例 · 用例
それも、盗ませるおりに、もし首尾よくその香箱を持ち出してきましたならば、あのときの百両は帳消しにしたうえで、このわちきをももう執念くつけまわすようなことはせぬといいなましたので、つい清さんも気が迷うたのでござりましょう。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
が、まずそれはよいとして、副頭領楠右衛門のせがれ、文三という若者が、君尾をつけまわす一事だけは、広太郎に我慢出来なかった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
嫁いで来た中條も貧乏な米沢の士族で、ここは大姑、舅姑、小姑二人とかかり人との揃った大家内であったし、舅はもうその頃中風で、世間なれない二十二の花嫁としては大姑、姑たちの、こまかくつけまわす視線だけでもなかなか辛い思いをしたらしい。
— 宮本百合子 『母』 青空文庫
二人並んで勤め先から「真夏の夜の夢」を観にきていた幾組かの恋人たちの、今日の悩みと求めている解決とは、親の反対に駈け落ちしたにしても、その先の先までつけまわす食糧危機を、二人のきまった月給のうちでどう打開するか。
— 宮本百合子 『現代の主題』 青空文庫
それも、死ぬまで私をつけまわす悔と罪の恐怖感のために帳消しにされたのだ。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
死んだのではなかったと知ったら、木津さんはまた逆上して、志貴子をつけまわすにきまっている。
— 久生十蘭 『猪鹿蝶』 青空文庫
「なんのために皆が壺をつけまわすか知らなかったが、してみると汝も、柳生の埋宝をねらう一人か。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
ところへ、あとからつけまわす猶太人とおしゃれのおべっか屋、脇腹めがけて、ぶってやろと、かわいそなジャックにつっかかる。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫
作例 · 標準
探偵は、容疑者の後を付け回すように尾行した。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼は彼女のことが好きすぎて、毎日彼女の家の周りを付け回していた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
付け回すような行為は、ストーカー規制法に触れる可能性がある。
Illusions AI · gemini-2.5-flash