料地
りょうち
名詞
標準
preserve (of land)
文例 · 用例
この方は御料地の係の方で先達から山林を見分してお廻はりになつたのですが、ソラ野宿の方が多がしよう、だから到当身体を傷して今手前共で保養して居らつしやるのです。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
』『そら、あの森のところサ御料地の、あそこから向こうの畑と林とを見たところサ。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
この近在の百姓が御料地の森へ入って、枯れ枝を集めるのは、それは多分禁制であろうが、彼らは大びらでやっているのである。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
温泉場から十四五町も来た頃から直ぐに御料地となり、打ち渡す峰から峰、渓から渓がすべて御料林であり御猟場であるのであった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
此邊の御料地にはポントウ、オサツペ、エントコマツプ、サツテキナイなぞの部落があつて、途中の和琴小學校では運動會があつた。
— ――北海道の旅より―― 『摩周湖紀行』 青空文庫
成る程この屋敷の野菜畑は実際素晴しいもので、単に詩人の野菜園などといふものではなく、御料地の野菜畑とでもいふべきものだつた。
— 堀口九萬一 『フランソア・コッペ訪問記』 青空文庫
「標野」は御料地として濫りに人の出入を禁じた野で即ち蒲生野を指す。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
「野守」はその御料地の守部即ち番人である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
ここは自然保護のための料地として指定されている。
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この森林は、水資源を守るための料地として大切にされている。
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昔、この一帯は貴族の料地だったと伝えられている。
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