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猛炎

もうえん
名詞
1
標準
fierce flames
文例 · 用例
今や往年の拿翁なしと雖、武器の進歩日々に新にして、他の拿翁指呼の中に作り得べし、以て全欧を猛炎に委する事、易々たり。
北村透谷 「平和」発行之辞 青空文庫
直感に、さっと、無数の影が、往来へ散らばると、一瞬、土蔵はぐわうん――と自身を破壊して、炎と猛炎が、割れた口から、一丈も噴騰した。
吉川英治 雲霧閻魔帳 青空文庫
薬狩り ひとたび、本能寺の濠に、狂兵の矢石が飛び、叛逆の猛炎が、一夜の空を焦がしてから後には――世人はあげて今さらのように、事前の光秀のこころを――その変心の時と動機を、いろいろに揣摩臆測しあった。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫
しかも、この猛炎の津波と火の粉の暴風は、江上一面にとどまらず、陸の陣地へも燃え移っていた。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
あたしがモトムを連れてどつかへ今すぐ移るつていうことは、あんまり角がたちますから……」 すこし言い過ぎかとは思つたけれども、彼女にしてみれば、事を早くきめてしまうのには、もうえん曲な言いまわしはしていられなかつた。
岸田國士 火の扉 青空文庫
四|山六|岳のお社廟を彼方に、泰山街道はもうえんえんと蟻のような参拝者の流れだった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
作例 · 標準
強風に煽られた猛炎は、瞬く間に隣接する建物へと燃え広がっていった。
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消防車が到着した時には、すでに建物全体が猛炎に包まれて手が付けられない状態だった。
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猛炎の熱気で近づくことさえ困難な中、取り残された人の救助が行われた。
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