炎
ほのお異読 ほむら
名詞頻度ランク #5026 · 青空 1952 例
標準
flame
文例 · 用例
陣営の野に笑へる陽炎、空を匿して笑へる歯、――おゝ古代!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
その情熱の炎は、どこか地殼の深い内部で、地獄の硫黄の如く燃えてるやうに思はれた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
この男を神は、世の嘲笑と指弾と軽蔑と警戒と非難と蹂躙と黙殺の炎の中に投げ込んだ。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
男はその炎の中で、しばらくもそもそしていた。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ更衣野路の人はつかに白し絶頂の城たのもしき若葉かな鮒鮓や彦根の城に雲かかる愁ひつつ岡に登れば花いばら甲斐ヶ嶺や穂蓼の上を塩車 俳句というものを全く知らず、いわんや枯淡とか、洒脱とか、風流とかいう特殊な俳句心境を全く理解しない人。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ この句の情操には、或る何かの渇情に似たところの、ロマンチックの詩情がある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
某氏初期の新体詩に若草|萌ゆる春の野にさまよひ来れば陽炎や名も知らぬ虫の飛ぶを見てひとり愁ひに沈むかな と言うのがある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
万葉の歌に「東の野に陽炎の立つ見えて顧みすれば月傾きぬ」というのがある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
焚き火の炎が、夜空に幻想的な光を放っていた。
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ろうそくの炎が静かに揺らめき、部屋を暖かく照らしていた。
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火災現場からは、激しい炎が立ち上り、黒煙を吐き出していた。
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標準
flames (of intense emotion, e.g. love, jealousy, anger)
作例 · 標準
彼の情熱的な愛の炎は、誰にも止められないほど燃え盛っていた。
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彼女の顔には、怒りの炎が宿り、普段とは違う険しい表情をしていた。
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嫉妬の炎が彼女の心を焼き尽くし、理性を失わせた。
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ウィキペディア
炎(ほのお)は、火の中でも、気体が燃焼するときに見られる穂のような、光と熱を発している部分を指す。語源は火の穂(ほのほ)から由来していると言われている。
出典: 炎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0