令兄
れいけい
名詞
標準
your elder brother
文例 · 用例
私は未だ此大佐とは甞て面會した事は無いが、兼て聞く櫻木海軍大佐とは無二の親友で、また、私の爲には終世忘るゝ事の出來ない、かの春枝夫人の令兄――日出雄少年の爲には叔父君に當つて居る人。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
先刻一目見て直ぐ誰人かに似て居ると想つたのは其筈よ、誰あらう、此日の出艦長こそ、春枝夫人の令兄、日出雄少年の叔父君なる松島海軍大佐であつたのかと。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』と語り終つて令兄なる大佐と良君武文との顏を婉然に見た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
林駒生氏は本伝第二回に紹介した杉山茂丸氏の末弟で、令兄とは雲泥、霄壌も啻ならざる正直一本槍の愚直漢として、歴代総督のお気に入り、御引立を蒙っていた統監府の前技師であった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
令兄の杉山茂丸氏の如きは、そのズッと以前から後悔の臍を噛んでいたらしい。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
八代、武谷両聖人が今更のように眼をパチクリして湊屋の顔を凝視しているところへ、鼾を掻き止めた令兄杉山茂丸氏がムクムクと起上って、赤い眼をコスリコスリ、「ハハア。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
その中にタッタ一人林技師が如何にも不満そうにグビリグビリと手酌でやっているのを見た人の悪い令兄が、「オイ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
旧藩以来福岡市内|薬院に居住し、医業を以て聞こえている前医師会理事故権藤寿三郎氏(現病院長健児氏令兄)は梅津只圓翁の係医として翁の臨終まで診察した人であるが、嘗て筆者にかく語った。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
ご令兄様におかれましては、この度のご栄転、心よりお祝い申し上げます。
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先日、街角で偶然あなたのご令兄とお会いして、立ち話をしましたよ。
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優秀なご令兄を持つと、弟としてはプレッシャーを感じることも多いのではないですか。
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