回書
かいしょ
名詞
標準
circular
文例 · 用例
題を決めるのに一日、構想を考えるのに一日、たのまれてから書き出すまでに二日しか費さなかったぐらいだから、安易な態度ではじめたのだが、八九回書き出してから、文化部長から、通俗小説に持って行こうとする調子が見えるのはいかん、調子を下すなと言われたので、決然として、この作品に全精力を打ちこむ覚悟をきめた。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
一回書くのに大抵三四時間もかかる。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
新聞一回書くのにも気分が落ち着かなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
明治十九年ごろ、私も小西に頼まれて、『今日新聞』へ何か三四回書いて送つたことがあつた。
— 坪内逍遙 『斎藤緑雨と内田不知菴』 青空文庫
二十七回書いても新聞小説だし、二百回書いても新聞小説なのだから困ってしまう。
— 林芙美子 『生活』 青空文庫
仕方がないから、猶三四|回書面で徃復を重ねて見たが、結果はいつも同じ事で、版行で押した樣に何れ御面會の節を繰り返して來る丈であつた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
二月十五日(月曜) 今朝『報知』に「『大人の文学』論の現実性」を三枚半ずつ三回書いた。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
三月四日(木曜)〔発信〕第八信〔受信〕ハトロン封筒 半紙五枚の手紙 ウレシイ三月五日(金曜)『都新聞』へ「文学上の復古的提唱に対して」四枚ずつ四回書いた。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
標準
reply (to a letter)