地気
ちき
名詞
標準
air or vapour in the soil (vapor)
文例 · 用例
天象、地気、草木、この時に当って、人事に属する、赤いものと言えば、読者は直ちに田舎娘の姨見舞か、酌婦の道行振を瞳に描かるるであろう。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
これがフランス遊覧地気質だ。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
天地穏やかな時、昼は地気が上昇し夜は天気が下降する。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
軽井沢のように気流の流れる落ちる地や、神奈川、静岡海岸のように北に高山の障壁があり南は大洋に臨んでいる為に気温の平和を得ている地も、地気清爽とか平和とか言えるだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
その後とても信州井上より後白河院へ奉りし馬を井上黒、武州河越より平知盛に進ぜしを河越黒、余りに黒い故|磨墨、馬をも人をも吃いければ生※など、多く毛色産地気質等に拠って名づけたので、津国の浪速の事か法ならぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そして連りに其の避暑地気分を称讃してゐた。
— 徳田秋聲 『歯痛』 青空文庫
榛軒は西洋諸国を以て「天度地気の中正を得ざる国」となし、随つて彼の「人情も中正を得」ざるものとなした。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今言を以て言へば、天度地気はクリマである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの森には、湿った地気が立ち込めている。
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地気が温まるにつれ、春の訪れを感じるようになった。
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昔の人は地気の流れを読んで、家の建てる場所を決めたという。
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標準
electrical earth
作例 · 標準
落雷による故障を防ぐため、通信機器を地気に落とした。
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ノイズを軽減するために、アンプの地気をしっかりと取る。
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電気工事の際、安全を確保するために地気接続を確認する。
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