純白
じゅんぱく
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #32285 · 青空 571 例
標準
pure white
文例 · 用例
次の壇へ御洗米と塩とを純白な皿へ盛ったのが御焼物の鯛をはさんで正しく並べられる。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
」 ほとんど一里も先と思はれるほどの遠方、幽潭の底を覗いた時のやうな何やら朦朧と烟つてたゆたうてゐるあたりに、小さな純白の水中花みたいなものが見える。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
朝は日を受けて柔和な桃色を潮し、昼は冴えた空に反映して、燧石のようにキラキラ晃めき、そのあまりに純白なるために、傍で見ると空線に近い大気を黒くさせて、眼を痛くすることがある。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
雪は古くなるほど、結晶形を失って、粒形に変化するもので、粒形になると、純白ではなくなる、また粒形にならないまでも、古い雪に白い輝きがなくなるのは、一部は空気を含むことが少ないからで、一部は鉱物の分子だの、塵芥泥土だのが加わって、黄色、灰色、または鳶色に変ってしまうからだ。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
それも、一皮|剥けば純白である。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
また炭酸瓦斯を用うれば太陽の光と同じ純白色となる。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
純白に襞の多い着物と、頭の白い花の冠が非常によく似合い、私に持って来たクリスマス・プレゼントのチョコレートの箱の飾リボンの縁が、清楚にうつり合った色彩は、私に思わずつかつかと傍へ寄らしてしまったような、好もしい感じを与えました。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
だが咲くだけ咲いてしまえば実に思い切りよく大ふうにさらさらと風にまかせて銀砂の様に私達の歩道に、その純白の粉花を一ぱいに敷きつめてくれる。
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
作例 · 標準
新婦のウェディングドレスは、純白で輝いていた。
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初めて見た雪景色は、息をのむほど純白だった。
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青空に浮かぶ雲が、純白の綿菓子のようだった。
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