古昔
こせき
名詞
標準
ancient times
文例 · 用例
古昔は水の清かりしをもて人の便とするところとなりて、住むもの自ら多かりけむ、この川筋には古き器物を出すこと多し。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
古昔の預言者は近世に望むべからず、近世の預言者は文字の人なりと言へる、己れ自ら一預言者なるカアライルの言を信ずることを得ば、我は徳川氏時代に於ける預言者を其思想界の文士に求めざるを得ず。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
この血痕、この紅涙こそは、古昔より人間の特性を染むるものならずんばあらず。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
古昔のユダヤ人のいわゆる完全ならずとするも、今日のわが国の如きよりは遥かに高き道徳的標準に照らしての完全であるに注意すべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
ここは古昔より女のあることを許さねば、酌するものなどすべて男の児なるもなかなかにきびきびしくて好し。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
古昔|希臘人は以為らく、人智の得て思議すべからざる者是れ則ち運命なりと。
— 石橋忍月 『罪過論』 青空文庫
然れども是れ古昔陳腐の解にして近世詩学家の採らざる所なり。
— 石橋忍月 『罪過論』 青空文庫
古昔の尊き使徒が異教人の国を望んだ時の心地だ。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
作例 · 標準
古昔からこの地に伝わる伝説は、村人たちの間で大切に守られてきた。
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現代の喧騒を離れ、古昔の人々の暮らしに思いを馳せる。
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その古文書には、古昔の動乱の様子が克明に記されていた。
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