古跡
こせき
名詞
標準
historic spot
文例 · 用例
趣は違ふけれども、園は、名所にも、古跡にも、あんな景色はまたあるまいと思ふ処を、前刻も一|度通つて来た。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
その限界はあたかも国境または村境が山や河や、あるいは古跡や、いろいろのもので、定めらるるようにおのずから定められたもので、その定めは次のいろいろの考えから来る。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
」「お船藏がつい近くつて、安宅丸の古跡ですからな。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
境内に石碑があつて、慶長五年|関ヶ|原役の時に、山内一豊がこゝに茶亭を築いて、東海道を攻め上つて来た徳川家康を饗した古跡であるといふことが彫刻されてゐる。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
……巡礼の笈に国々の名所古跡の入ったほど、いろいろの影について廻った三年ぶりの馴染に逢う、今、現在、ここで逢うのに無事では済むまい、――お互に降って湧くような事があろう、と取越苦労の胸騒がしたのであった。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
古跡のつもりで、あらかじめ一度見て歩行いた。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
が、誰でも直ぐに知ることの出来るこれ等の有名な古跡の外に、森の南端のハムステッド丘との境界近く、ずっと昔から何百年間も使われた旧い決闘場の跡で、今もその儘に残って居る一劃がある。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
旅人の此古跡の月を見んとて來ぬるなるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
この町には源義経にゆかりのある古跡が数多く点在している。
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休日はカメラを片手に、各地の歴史的な古跡を巡るのが趣味だ。
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開発によって貴重な古跡が破壊されないよう、保存運動が起こっている。
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