住まい手
すまいて
名詞
標準
resident
文例 · 用例
「旦那様……」「何じゃ……」「早ようお手当なさりませぬと、蔵元屋は夜逃げ致し兼ねますまいて……肝腎要の金の蔓の娘が殺されたので御座いますから……」「うう――――むむ……」 松倉十内は恨めしそうな白い眼で赤猪口兵衛を白眼み付けた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
折からにつけ忘れませぬは、亡き師匠、かつは昔勤めました舞台の可懐さに、あの日、その邸の用も首尾すまいて、芝の公園に参って、もみじ山のあたりを俳徊いたし、何とも涙に暮れました。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
よほどの機縁に恵まれぬかぎり、まず、あんたの顔色のはれる時はありますまいて。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
」「さあ、無い事も御座いますまいて。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
「しかし今時のお医者さんは、杏の木位ではなかなか承知すまいて。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
「少し煙いやうですが、何でもありますまいて。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
いよ/\食べる物がなくなつた、明朝までも餓死もすまいて。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
引放たんとするに、母|劇しくすまいて、屈する気色なければ、止むを得ずして殺しぬ。
— 森鴎外 『みちの記』 青空文庫
作例 · 標準
建築家は、実際にそこで暮らす住まい手の意見を最大限に尊重して設計を進めた。
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住まい手のライフスタイルに合わせて、部屋のレイアウトを自由に変更できる。
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リノベーションによって、住まい手にとってより快適で愛着の持てる空間が完成した。
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